リンク

リンクには「量」と「質」がある

ページの重要度を計る要素のひとつとして、GoogleにはPageRankと呼ばれる、0~10の11段階かうなる評価の仕組みがあります。PageRankの数値が高いほど「重要なページ」となり、重要度は「紹介の量と質」から計算されています。「紹介」とは、ほかのページに「リンク」していることです。社会でもたくさんの人に「あの人はすごい人だよ」と紹介されれば注目度が上がるように、インリンクの数が多いほど、検索エンジンはそのページを「重要なページ」と判断します。これが「紹介の量」です。

さらにPageRankでは「紹介の質」を計算します。たとえば同じ人物を紹介する場合も、日本の首相かう紹介されるのと、個人に紹介されるのとでは「信用度=質」が違います。首相からの紹介を100点とすれば、私からの紹介は1点、というように信用度を数値化するのです。

リンクの分散は価値を下げる

「紹介の質」には別の観点もあります。「私が知っている野球に詳しい人は天野さん、松井さん、トムさんです」と複数人を紹介するのと、「野球のことなら絶対古田さんです」と1人だけを紹介するのとでは、その価値が異なります。つまりAというページが、「Bというページにだけリンクを張る」ことと「複数のページにリンクを張る」こととでは、前者のほうがそのリンクに高い価値が与えられます。よって、PageRankの高いページから、自分のページだけにリンクしてもううのが理想ですが、現実にはそううまくいかないので、価値が分散される問題はそれほど、気にする必要はありません。一方、別のページへ発リンクするときはリンクの張りすぎに注意しましょう。GoogleのPageRankと同様!こ、YahooJAPANもリンクの質を判断しています。PageRankも重要ですが、順位を決める要因はPageRank以外にも数百種類あり、改善され続けています。PageRankが高ければ1位になる、という単純な仕組みではありませんし、1つのワザだけで、簡単に検索工ンジンを出し抜ける時代ではありません。110個のワザを基本に、サイトの「質」を向上させることが何よりも大切です。

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