ステータスコード

さまざまなステータスコードがありますが、基本的には 200 を返し、ペー
ジの URL が変更されていたら 301 ページが存在しないなら 404 を返すのが基本
です。 SEOの基本は、新しく作ったページをなるべく早く検索結果ページ経由でユー
ザーに見てもらうために、検索エンジンにサイト内をくまなくクロールさせて、 該
当ページをインデックスしてもらうことです。
ここで注意 したいのが 404 ページの取り扱い方法です。例えば ECサイトで取
り扱いがなくなった商品を表示しようとすると、「この商品はありません」という
ページが表示されます。しかし、見た目上はステ ータスコ ー ド4 04 を意味するペー
ジを表示しているのですが、実際にはステータス コー ドとして 200を返してい
るシステムがあります。
そのような場合、ステータスコードが OKを意味する 200 なので、検索
エンジンはそのページが「ある」と判断し、「この商品はありません」というペー
ジがずっと検索結果に表示され続けてしまいます。検索エンジンに「ない」こと
を示したいのならば、ペー ジの内容だけではなくステー タスコ ードでも正しく
404を返すようにしましょう 。 また逆に、商品がなくな ったページでも意図的に 200を返すケースもあります。
せっかくインデックスされたのなら、 404を返して検索結果ページから削除さ
せるのはもったいないという戦略です。ただし、たとえそのリンクをクリックして
サイトに来ても商品がない場合は、検索エンジンを利用するユーザーにとって有益
なページとはいえず、おのずと直帰率は高くなるでしょう。 200を返してインデッ
クスを残す場合は特にサイ ト内 検索ボックスを設けたり 、関連商品をうまく見せ
たりするなどの工夫が必須です。