リンクについて

リンクには「量」と「質」があります。「紹介」とは、ほかのページに「リ ンク」していることです。社会でもたくさんの人に「あの人はすごい人 だよ」と紹介されれば注目度が上がるように、インリンクの数が多いほど、検索エンジンはそのページを重要なページと判断します。これ が「紹介の量」です。 さらに PageRank では「紹介の質」を計算します。たとえば同じ人物を 紹介する場合も、日本の首相かう紹介されるのと、個人に紹介されるのとでは「信用度=質」が違います。首相からの紹介を 100点とす れば、個人の紹介は 1点、というように信用度を数値化するのです。
リンクの分散は価値を下げる
「紹介の質」 には別の観点もあります。「私が知っている野球に詳しい人 は鈴木さん、松井さん、ジエフさんです」と複数人を紹介するのと、「野球のことなら絶対古田さんです」と l人だけを紹介するのとでは、その価値が異なります。つまり Aというページが、 B というページにだけリンクを張る」ことと「複数のページにリンクを張る」こととでは、前者 のほうがそのリンクに高い価値が与えられます。よって、 PageRankの高いページから、自分のページだけにリンクしてもううのが理想ですが、現実にはそううまくいかないので、価値が分散される問題はそれほど、気にする必要はありません。一方、別のページへリンク(アウ トリンク)するときはリンクの張りすぎに注意しましょう。Googleの PageRanと同様に! Yahoo JAPAN もリンクの質を判断しています。 PageRankも重要ですが、順位を決める要因はPage Rank 以外にも数百種類あり、改善され続けています。 PageRank が高ければ1位になる、という単純な仕組みではありませんし、 1つのワザだけで、簡単に検索エンジンを出し抜ける時代ではありません。

内部リンク対策

ブログサービスのブログは、ブログサービスのドメインの強さなどもあり、検索エンジンの上位に表示されやすい傾向があります。 そして、ト ップペ ージで. はなく、ページごとに検索されます 。サテライ トブログの各ページの内部対策を徹底し、より広く集客をしましょう。 ブログの場合、記事の中に使われているキーワードによっては、検索結果として単独の記事が表示されることも多くあります。つまり、ブログの記事にメインサイトへのリンクが用意されていれば、ブログの記事からの集客が期待できるということになります。また、「ブログ記事中からのリンクはSEO効果が高い」という情報もあります。ブログからの集客目的と、被リンクを集めるために、ブログの全ページ(記事)にフッターリンクを張りましょう 。

◎SEO対策ならSEO会社の東京SEOメーカーがおすすめです。

ひとつのキーワードに依存しない

多くのアクセスを集める「キラーキーワー ド」とも呼べる キーワードが あれば心強いものです。しかし、 SEOの効果を高いレベルで維持する には 、ひとつのキラーキーワードに頼るだけでは危険です。特定のキー ワー ドへの依存度が高いと、ある日、検索工ンジンが評価のルールを変 えたり、キーワード、の流行が変わったりしたと き、ア クセス 数が激減す る可能性があります。実際、 SEOで成功しているサイ トは、キラーキー ワードだけに 依存したSEOは行 っていません。 キラーキーワードが集める アクセスの総数よりも、キラーキ ワ ド 以外が集めるアクセス数が多い状態が、 SEOには 理想です。Goog l e Analyt i cs では、 トップ 10 のキーワードに色が付き、その他すべてが グレ ーで表示されます。このグレーの部分が常に50%を超えるよう に して、キラーキーワードに依存 しないバランスを維持しましょう。

グローバルメニューとSEO

ブログであれば、個別記事ページやカテゴリ ページへのリンク構造が自動的
に生成され、ホームページであれば自由にメニュ ー構造を作れますが、メ ニューにどのページをリンクさせるかをしっかり考えて配置している Webマスターが意外と少ないものです。
「トップペ ージ」と「会社概要」と「お問い合わせ」 があって、あとは「社
長の挨拶」と「商品紹介」で終わりのような作りで、 検索で集客したいリンク構造になっていないことが多いのです。特に Webサイトが10 ページなどの 小規模でな く、 1000 ページや1 万ページ規模になると 、ヘッダすぐ下の「グローバルメニュー」と 「サイドバー」にどのページのリンクをどんなアンカ ーテキス卜で配置するかが、集客に大きく影響 します。その理由は、検索エンジンがサイト規模が大きいサイトの内部リン クの評価を上げる傾向にあり、 数万ページ規模のサイトであれば、全ページから希望するキーワードのアンカーテキス卜でリンクメニューを配置すれば上位表示しやすいからです。グローバルメ ニューの数は5個から最大で7個まで、サイドメニューのリン ク数は10 個から20 個までで押さえるようにしましょう。今回はグローバルメニューを例に取りましたが、フッターからのリンクも同様です。内部リンクの考え方は、リンクを集中させればさせるほど、そのリンク先のページがアンカーテキストのキーワードで上位表示しやすくなります。たとえば、 トップページへのアンカーテキス卜が「SEO」であれば、「SEO」 のビッグキーワードで上位表示されやすくなります。10 ページあれば10 のリンクが、 100 ページあれば100 のリンクがトップペー
ジに「SEO」 というアンカーテキストで張られるので、ページ数が多ければ多いほどトップページは 「SEO」というアンカーテキストで上位表示しやすいことがわかるでしょう。グローバルメニューは、訪問者にアクセスを誘導する目的もあるのですが、アンカー テキス卜による SEOの目的も充分に果たすわけです。